TAQUSU

株式会社タクスは、名古屋を拠点にシステム開発(受託開発・SES)をメインの事業として行いながら、IT、介護、福祉、製造など事業領域を問わず、様々な業種の企業や個人の方々の困ったを解決します

未経験からITエンジニアを目指す人たちへ。知っておくべき現実と成功への道

IT業界への注目度が高まり、未経験からITエンジニアを目指す方が増えています。「プログラミングを学んで手に職をつけたい」「将来性のある仕事に就きたい」という期待を胸に、学習を始める方も多いのではないでしょうか。
しかし、その道のりは決して楽なものではありません。今回は、未経験からITエンジニアを目指す人たちが直面する現実と、成功するためのポイントについてお伝えします。
 
 

憧れと現実のギャップ
 多くの未経験者が最初に直面するのが、このギャップです。
  • 「プログラミング=楽しい」だけではない
プログラミングは論理的に物事を考える力や、地道な学習、エラー解決の粘り強さが求められます。思い通りに動かないコードと何時間も格闘することもあります。
  • 「数ヶ月でなれる」は難しい
プログラミングスクールや教材の中には「3ヶ月でITエンジニアに!」といった謳い文句もありますが、これはあくまでスタートラインに立つための期間です。企業で通用するスキルを身につけるには、その後の継続的な学習が不可欠です。
  • 「楽して稼げる」わけではない
ITエンジニアは高収入のイメージがありますが、それは常に新しい技術を学び続け、スキルを磨き続けた結果です。学習を怠れば、すぐに取り残されてしまいます。
 
 
 
未経験者が採用されるための「武器」とは
 では、未経験者が企業から「一緒に働きたい」と思ってもらうためには、何が必要なのでしょうか。
  • 1. 開発実績(ポートフォリオ)
独学やスクールで学んだ知識を活かして、自分でアプリケーションやサービスを開発してみましょう。企業の採用担当者は、あなたがどんな技術を使って、どんなものを作れるのかをポートフォリオで判断します。ただ単に作っただけでなく、「なぜこれを作ったのか」「どんな工夫をしたか」を説明できるようにしておくことが重要です。
  • 2. 学習意欲と論理的思考力
IT業界は変化が速いため、新しい技術を学び続ける意欲が何よりも大切です。また、論理的に物事を考え、問題を解決する力も求められます。面接では、これまでの経験から論理的に考えて行動したエピソードなどを話せるように準備しておきましょう。
  • 3. コミュニケーション能力
ITエンジニアの仕事は、一人で黙々とコードを書くだけではありません。チームメンバーやクライアントと密にコミュニケーションを取りながら進めます。自分の考えを正確に伝えたり、相手の意図を汲み取ったりする力は、現場で非常に重宝されます。
 

 
成功するための3つのアドバイス
 
 未経験からITエンジニアになる夢を叶えるために、ぜひ以下の3つのことを意識してください。
1.焦らず、着実に学習を進める
「いつまでに」「何をやるか」といった具体的な目標を立てて、一歩ずつ学習を進めましょう。基礎が曖昧なまま次に進んでも、後々つまずく原因になります。プログラミングの基礎、特にデータ構造やアルゴリズムといった基本的な概念をしっかり理解することが重要です。
2.アウトプットを意識する
学習した内容をブログにまとめたり、GitHubでコードを公開したり、コミュニティに参加して質問したりと、積極的にアウトプットしましょう。アウトプットは自分の理解度を深めるだけでなく、モチベーションの維持にもつながります。
3.相談できる人や場所を見つける
一人で学習していると、解決できない問題に直面して挫折しがちです。スクールのメンター、オンラインのコミュニティ、SNSなどで、気軽に相談できる相手や場所を見つけておくことが大切です。
未経験からITエンジニアになる道は簡単ではありませんが、強い意志と正しい学習方法があれば、誰にでもチャンスはあります。この記事が、あなたの第一歩を後押しする力になれば幸いです。
応援しています!
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